トピックスへ 楽しい行事へ 涅槃会(ねはんえ) (H19.2.9)

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 今から約2500年前の2月15日は、ののさま(お釈迦様)が亡くなられた日(涅槃会)です。若草幼稚園では9日、お寺の本堂で供養をいたしました。
 涅槃(ねはん)とは死を意味するのではなく、煩悩の炎が吹き消された永遠のやすらぎの状態です。園児たちには、わがままやいじわる、だだこきの気持ちがなくなって優しい心の状態と説明しました。そして、ののさまが最後に残した言葉「自灯明」(自らの心にあかりをともし、自らを大切にする)、「法灯明」(ののさまの教えに学ぶ)のお話しをしました。

 9日(金)、おしゃかさまが亡くなった日(2/15)のお参りを本堂で行いました。数日前から涅槃図(おしゃかさまが亡くなった時の光景を描いたもの)を各クラスにまわし、それぞれのクラスでよく見ていたので、当日までに関心が高まり、子ども達からいろんな質問が出されました。

〈涅槃図〉・・・おしゃかさまが横たわっていて、その周りにあらゆる生きものが集まってきています。弟子のお坊さん達はもちろんのこと、大人も子どもも、けものも虫、鳥、カッパ、鬼・・・etc〜架空と思われる生きもの達もすべて集まってきて、おしゃかさまの死をなげき悲しんでいます。
 天からおしゃかさまの母親(マーヤ)とも言われる天女が“お迎え”に来たように、おしゃかさまの上空に花をちりばめながら飛んでいます。

 「なんで死んだの!」「なんで鬼も泣いているの?」「クワガタもいる!」「カッパも泣いているよ」「死んだらどうなるの?」「大仏さんも死んだの?」「ののさまはどこにいるの?」etc〜子ども達の率直な質問になかなかうまく答えられない時も度々ですが、「なぜ?」「どうして?」と思う気持ちを大切に受けとめていきたいと思う毎日です。

 特に仏教行事についてはつい特殊なもの?・・・と思いがちですが、日々の生活の中で大切と思い向きあっている事柄、例えば命に関わること、人に対する思い、親しみ、思いやり、生きものへの関心など、日常にありふれていながら意識すると構えてしまいがち(?)な事について目を向けていくきっかけになるように思います。

 「おしゃかさまって誰?いったい何者なの??」という状態で迎えた5月の「花まつり」から、もうすぐ1年。ばらサン達にとって“おしゃかさま”という存在は身近になりつつあったこの頃ですが、そのおしゃかさまが死んじゃうの? どうして??〜という思いも大きいようでした。

 それに対して、スライドを見たり園長先生の話を通して、亡くなっても「おしゃかさまってお空から見ているんだって!!」と感じた子ども達でした。

 「みんなの亡くなったおじいさん、おばあさんもずっとみんなの事を見守っているんだヨ・・・」と園長先生。実感するのはずっと後かもしれませんが、豆まきの“鬼”と同じように理屈ぬきで感じる畏怖の念、自然への畏敬の念。未知の世界への憧れ、探究心など子ども達のまっすぐな瞳の中にキラリと感じるひと時でもありました。どんな困難があっても負けずに歩んでほしい・・・と思うこの頃です・・・。 (ばら組 みきせんせい)

年長さんの代表が、ののさまに、線香、ろうそく、花、お菓子をお供えします。
「黙想、いのりましょう」を歌い、お坊さんのお経を静かに聞きます。そして「涅槃会の歌」を歌いました。
最後に「おしえの旅」のスライドを見た後、涅槃図(弟子や動物たちがののさまの亡骸を囲み泣いている様子)の前で、涅槃会についてお話しました。