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先生たちの劇「へっこきよめ」
(H20/2/29)

おわかれ会(1日目) おわかれ会(2日目) おわかれ会(3日目)

ホール集合


 (ばあさまと働きものの息子のところに、きれいでよく働く娘さんがお嫁に来てくれました。ばあさまも息子も大喜びでした)

 (ところがどうしたことでしょう。お嫁さんが日が経つにつれて元気がなくなっていったのです)
ばさま「おーい嫁っこや、どこか具合でも悪いのかい?」
嫁「どこも悪くないけど…おら、へを我慢してるので苦しくって」
ばさま「なんだ、そんなもの。遠慮しないでいくらでもしたらいい」

嫁「でも・・・」

ばさま「いいから、いいから」

嫁「そんなら、ばさま。ぶっとばされると悪いから、何かにつかまっていておくれ」

ばさま「へ?まさか…。でも、そうかい…」(つかまる)
嫁「そんなら、ごめんして。」

ブッ、ブブブブブブ〜

(ばさまと息子、ぶっ飛ばされる)

ばさま「いくら何でもこれはひどい。里へ帰ってもらいましょう。」

息子「こんなに大変なへだったとは・・・。お前と別れるのはつらい・・・」

(2人がしょんぼり歩いていると、川のそばで、船頭達が困っていました)

船頭達
「浅瀬にはまって船が動かん」 「押してもだめだ」 「困ったのお」
嫁「あれまあ〜あんな船が動かせないかねえ」

息子「おまえ…シー、そんなことを言って…」
船頭達
「何だと!おなごが何を言う!」   「お前がやれるんなら、やってみろ」
嫁「では、ごめんして」
ブッ、ブブブブブブ〜

(船頭達、ぶっ飛ばされる。船も一気に浅瀬からはずれ、動かせるようになる)
船頭「いやあ、たいしたもんだ。お礼に米10俵差し上げます」
嫁「ついでに、この米俵も家まで飛ばしておきましょう」

プッ プッ プッ プッ プッ〜

(米俵、1つずつ空中を飛んでいく)
(殿様一行がやってくる)

殿様「あ、こりゃこりゃこりゃ。わしはりっぱなおとのさま〜」
殿様「わしは腹が減った。あの梨が食べたい。誰か梨を取ってまいれ」

(家来達がジャンプして梨を取ろうとするが、木が高すぎて届かない)

家来「お殿様、申し訳ございません。無理でございます」
「やだやだ〜! 梨がほしい! 誰も取れぬのなら罰を与えるぞ!」
(そこに通りかかった嫁と息子)

息子「おまえ、ちょっくらやってみるかい?」

嫁「へい。どれ、ごめんして」
ブッ、ブブブブブブ〜

(梨の木が倒れ、実が地面いっぱいに転がる。殿様も、真っ逆さまにステージから落ちる)
殿様「いたたたた・・・。でも、梨が美味い!」

「あっぱれ あっぱれ」

(殿様、嫁っこにほうびをたくさん与える)
息子「なんていい嫁っこだべ。こんないいお嫁さんを大事にしなくてはバチがあたる」

(息子は、お嫁さんを里に帰すのをやめて、家に一緒に帰ることにしました)
ばさま「私が悪かった。これからはどんなにへをこいてもいいからな。さ、遠慮しないでこいてくれ」

嫁「はい。では、ごめんして」

ブッ、ブブブブブブ〜

(ばさまと息子、それに園児も吹っ飛ばされる)

(それからは3人で力を合わせて、仲良く幸せに暮らしましたとさ)

おしまい