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成道会(年中、年長組)
(H21.12.3)

 12月8日はお釈迦様がお悟りを開いた日で、成道会(じょうどうえ)と呼ばれています。若草幼稚園では7日、本堂でお参りしました。「お悟りをひらく」とは、簡単に言えば「世の人々が苦しみや悩みを乗り越え、幸せになる道を見つける」ことであります。園児には難しいことでありますが、日々の保育の中で先生が伝えようとしている事と共通しています。心の片隅に今日の出来事が残っていれば、いつか理解できる日が来るでしょう。
 「成道会のお参りがありました」

 インドのある国の王子様だったおしゃかさま…。なに不自由ない生活を送っていましたが、ある日城の外での、人々が苦しんでいる姿に愕然とします。生老病死…生きていても様々な悩みがあり、老いていくこと、そして病気になること、死への恐怖など…この世には苦しみばかり…どうしたら人々は幸せになるのだろうか?
 その答えを見つけるために、家族とも別れ、僧侶になるために修行を始めるのでした。

 その修行は苦しいものでした。ただ、ただ体を痛めつけ、次第に弱っていきます。考えることさえできません…。そこへ村の娘のスジャータが牛乳を差し出し、それを飲んだおしゃかさまは元気を取り戻し、沙羅双樹の大樹の下で坐禅をし続けます。それまで一緒に苦しい修行を続けてきた仲間は、おしゃか様が挫折したものとバカにし、離れていきました。また、悪魔が姿を変え、何度もやってきては邪魔をします。しかし、全く動じずに坐り続けたおしゃかさま。とうとう12月8日、“おさとり”を開き、その教えを広めるために旅を続けることになるのでした…。

 “おさとり”なんて、とても難しいですが、苦しいことばかりやっていても考えることができず、かといって楽なことばかりでも考えられず、勉強もして、そして体もいっぱい動かして遊んで…(どちらかだけにかたよることなく)それが大事なんだって…と子ども達と話し合ったところです…(それがまた難しいけど…)。

 幼稚園で言う“勉強”は、友達と遊んだり生活していく中で考えること(困ったことがあった時にどうやったらいいか考えること、喧嘩した時に、自分の気持ちや相手の気持ちを考えること、仲直りの方法を考えることetc〜)など、大切だね…と。自分だけがよければいい…ではなく…友達の立場も考えてみる、思いやってみる…これはとても大切ですが、やはり理屈ではなく、毎日の生活の中で実感していくことなのでしょうね…。(仏教行事を通して改めて考えることが、担任も沢山あります) (かなりや組 みきせんせい)

献灯、献華(年長組の代表が、線香、ろうそく、花、お菓子を捧げます。年中さんからも牛乳が捧げられました。これは、お釈迦様が修行中に、村の娘スジャータから乳粥を施されたことに由来しています。)→「黙想、いのりましょう」を合掌しながら歌います。→お坊さんたちの読経→成道会の歌を合唱します。→スライド上映会「王子と悪魔」→園長先生のお話
*釈迦の悟りの地(インド)を訪ねた時の画像はこちら 
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